あれから20年

投稿者笹崎辰裕
初めてその人の曲を聞いたのが高校2年生の時。部活の合同練習に向かう途中、顧問の先生の車内でラジオから流れていた。
DJがバンド20年の活動を終え解散することを告げていた。
それからソロ活動を始め多くの記録とともに今日まで至る。高校二年の時の年齢が16歳としてちょうど20年。
10年前にコンサートで、文字を読むとき紙を離して目をしかめて読んでいたので、もうそんな年かと思いきや今年で還暦を迎えたと言う。
音楽性やアーティストとしての質なんて語るまでもなく完成している方なのでここでは何も言うことはないけれど、一つの道を40年間以上歩み続けることは瞠目に値すると思う。自分はまだ生きてすらいない歳月なので間隔としての年月を想像すらできない。
多くの葛藤と、自己の譲れない部分を貫いていくメンタルはどのようにして培われたいったんだろう。
アーティストとして生きていく以上、単純にやりたいことだけをやるのでは世間とのコミュニケーションは取れていけない。
きっとこの40年間は多くの人たちとの対話の上にも構築されているのだろうなと、思いに耽った。
小田和正さん。明日CD買おうかな。

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