「健康に暮らすために」カテゴリーアーカイブ

断熱しない方が便利な場所

正月の面影を腹に感じつつ、本日も元気にお仕事しました。冬場って、やせないそうですね。

夕方、現在施工中の現場を見てきました。

夕暮れ時に完成を待つ現場。外壁が渋くてカッコよいなぁと心の中で自画自賛しておりました。

もう一件の現場は明日の現場打ち合わせを前にチェックに行きました。

内側に開くサッシです。錠を裏表逆につけています。

このサッシの向こうは外収納なんです。外収納の外壁には断熱材を入れていません。

何故かというと、断熱材を入れておかなければ冬場は大きな冷蔵庫として使えます。

雪が多くて買い物に出れれないような月は買いだめしておきたいですよね。

でも置く場所に困る事、ありませんか?そのために外収納の外壁側ではなく、屋内の部屋との境界に断熱材を入れます。

で、境界となる部分にあるサッシも、性能の良いものでしっかり区切ってあげます。熱も空気もダダ漏れでは問題ありますからね。

絵で描くとこんな感じです。

せっかく冬は寒いところに住んでいるので、寒さを利用した工夫があっても良いですよね。

東北電力さんとお話・電気代について

昨日、商工会議所の長岡地区交流会がありました。
500名近い参加があり、軽く仰天してたのですが、外のブースで東北電力さんとお会いしました。

電力自由化に伴い、使用電力の商品を新しく売り出しているのですが、なかなかご理解いただけるのが難しいらしいです。

実際東北電力さんの商品の中で、オール電化にするととってもお安く上がる商品があるのですが、パンフを見てもよく解りません。

現在消費電力を抑えるものとして、ヒートポンプ設備が主流です。

代表的なものとしてはエコキュートとエアコンですね。

こちらを使用されている方は、東北電力さんの「よりそう+シーズン&タイム」がオススメです。

ただしパンフレットだけ見ていると、他のが良いのでは?と感じられるんですよね。

光熱費は、抑えるに越したことはないですが、抑えすぎると結局家の中、快適じゃなくなります。

なので、新築前で会ったらしっかり試算して、どれくらいの電気代がかかるか理解しておくことをお勧めします。

でないと、ホント住まわれてから冬場に安心して暖房取れませんよね?多分、どこかで心が折れると思います。

知ってて電気代を掛けないのと、わからないから電気代を掛けられないのでは、大きく違うと思います。

結露のメカニズム

本日は見学会です!
今まさに会場でスタッフがスタンバイでございます。おいで下さいませ。

私はお客様より完成祝いのわたませにお呼びいただきました。ありがとうございます!

明日は見学会上におります(^^)

本日は結露についてお話をしたいと思います。

お客様よりご質問をいただきましたので、わかりやすく説明できないか一晩考えてみました(笑)

結露にも色々ありますが、わかりやすい所で窓面の結露についてです。

窓面が曇るのは窓面の表面温度が下がり、室内の水分が窓面で水滴になるからです。

身近なところでよく目にするのが、冷たい飲み物を入れたコップの表面ですね。

この水滴が発生しないようにするためには、窓面の温度を上げてやる必要があります。

なので、窓の結露を防ぐためには暖房機で部屋の温度を上げると良いです。

といっても、今の時期はまだ暖房が必要ないくらいですよね。

朝方の冷え込みで発生するようでしたら、タイマーセットして3時ごろから温まるようにして見ると良いでしょう。

ちなみに換気量を多くしても、窓表面の温度が上がりませんので効果がありません。

屋内で発生する水分をある程度除去はしてくれますが、室内温度が同じ場合、窓ガラス面の温度とそれに触れている空気の温度が変わらないので結露はなくなりません。

窓ガラスの温度を下げる要因として、窓を覆っているカーテンやブラインドなどもあります。

室内を温めてもうまくガラス面に温度が伝わらず、結果として窓面を冷やしてしまう時があります。

レースのカーテンだけにしてみる、ブラインドを完全に締め切らずちょっと開けてみる等も効果があります。

これからの季節、さらに冷え込んできますので暖房機を計画的に使ってみて下さい。

高血圧

午前中、モデルハウスで当番でした。
パソコン一台があると、何でも仕事できます。いい時代です。
昔はパース画1枚をCAD出力するのにタバコが一本吸えるくらいの時間がかかりました。
しかもライン画です。コンピューターの演算処理は、1年に倍になっているそうなので、15年で32700倍以上。
エライコトになっていますね。
ちなみに今タバコ吸っていません。

血圧に関する記事を読みました。

血圧が上がると血管は、血の流れに負けないように太くなるそうです。

そうすると血管の径は狭くなってしまい、血流に伴い油や汚れなんかも詰まりやすくなり、結果脳卒中やら心疾患などにつながるそうです。

怖いですね。

とても健康な方でも、寒い家に住んでいると、冬場はずっと血圧が上がっているような状態になります。

結果として、健康を害することになるんですね。

寒さに感覚的に強くなったとしても、体は確実に負担がかかっているんです。

住宅性能を上げるのは快適にするためだけじゃないというお話

お祭りの余韻を振り払いつつ、しっかりお仕事スタートです。

ということで、本日は大変真面目な、とても重要なお話をします。

YKKさん主催で『2020年の義務化とZEHに向けた家づくり』セミナーに行ってきました。

講師はパッシブハウス・ジャパン理事、松尾和也氏です。

今回もお話面白かったです!

松尾氏は「真にての届く省エネルギー住宅の作成」を進められている方で、世界の住宅事情を始め、日本の住宅がどうでなければいけないかを日々研究されている方です。

以下、松尾氏の講演をまとめました。

日本の住宅の悩みトップ3は3位・結露 2位寒い 1位暑い だそうです。新潟に来るとこれがひっくり変えそうな気がしますね。

この悩みを解決するために必要な部分が『窓』だったりします。

そんな日本の窓がどうなっているかというと

外国は使用して良い窓の規定があるのに、日本にはそれがありません。

U値(断熱性能を表す数字。小さいほど優秀)で比べると、

フィンランド1.0 ドイツ1.3 イギリス1.8 中国2.0 韓国2.7

日本で一番売れているのが4.65です。日本、窓から熱逃げ放題です。

寒さ、暑さが原因で起こる心疾患と脳血管疾患での死亡率が15%と9%で合わせて24%です。
しかも屋内で起きているのが8割です。

ちなみに室内温度が低いと体温も下がるのですが、ガンは35℃台の低体温の人が多いです。

面白い集計結果で、洗面脱衣室の温度が2℃上がっただけで、高齢者の看護の年数が4年縮まるそうです。

ちなみに脳梗塞になった場合、病院窓口で(実際の持ち出しは別ですが)772,855円かかります。しかも国の負担費はさらに多く、275万円かかるそうです。

日本政府も、全く生産性のないこの医療費にはお金を掛けたくないので、脳梗塞にならない家を全国に作って欲しくてあの手、この手で住宅性能をあげようとしているわけです。

住宅性能を上げると家全体が温かくできます。

しかも暖房費も下がります。

隙間の多い、性能の低い家でも、暖房費を更にかければ温かくなる?

なりません。

隙間だらけだと どんどん温度は逃げて行き、床が冷えていきます。底冷えする家の出来上がりです。

しかも暖房費にお金がかかり過ぎれば、誰もがどこかで心が折れて、全館暖房しなくなります。

部屋ごとの温度差が大きい、トイレや洗面室が寒い家になり、脳梗塞になる確率が跳ね上がります。

家のどの部分から熱が逃げていくかをシミュレーションすると、高性能の家でも窓から33%も熱が逃げていきます。

なので性能の高い窓を使うことは、とても重要です。

(記述したノートを参考に書きましたので、話の流れが飛んでいるようなところもあります。ご了承ください)

納豆効果

帰る途中の車の中でのラジオ番組です。

音楽が好きなので基本FM放送をよく聞くのですが、今回はニュースが聞きたかったのでAMラジオをかけていました。

すると、脳梗塞の原因となる血栓の防止について言われていました。

どうすればいいのか?納豆が良いそうです。

納豆に含まれる酵素のナットウキナーゼが、血液の凝固作用を抑えてくれるそうです。

なので、毎日納豆を摂取するのは脳梗塞防止になる上に、脳梗塞になった方にもリハビリの効果があるそうです。

でも、納豆はプリン体が多いのであまり過剰な食べ方はやめたほうが良いです。普通に一日お一人一パックくらいが適当です。

プリン体、干物の方が沢山含まれていますけどね。プリン体の入ってない食べ物殆ど無いですけどね!

納豆の苦手な方のためにサプリメントも出ています。

何かと体調を崩しやすい季節です。インフルエンザも暴れまわっていますね。

皆様、お体をお大事に。