投稿者 笹崎辰裕
インターネットの普及、携帯電話の普及に伴い、全く顔を見たことのない相手でも簡単にコミュニケーションが取れるようになった。
私もチャットや掲示板なんかは好きな方なので好き勝手書き込んだりしている。
電話と違い、時間を同期しなくても参加でき確認が簡単に出来る利点から非常に普及したのではないかなと想像した。
ただし暗黙のマナー、もしくはルールを守らないとあっという間にひどいことになる。
なんせ顔が見えない。相手に自分を知られずにやり取りが出来るわけだから知られたくない部分は隠し放題。何の責任も負うリスクがない。そこはもう罵詈雑言に満ち溢れる世界だ。
基本。絵文字や何やらをいくら添付しても、文面上のみでは(相手とすでに現実であっていて、理解している場合を除く)気持ちのやり取りは出来ないだろうな、と言うのが私の持論だ。
だから、色んなコミュニティーに顔を出したとしてもそこで長続きする相手と言うのはほんとに少ない。
私の相手を判断する指針の一つとして、『言ったら直接相手に言い返すことができる』ことができる人。
これは現実でもそう。
ものすごく基本的なコミュニケーションだと思う。
直接でないとダメ。どこか目に付くところに遠巻きに自分のことを書いたものを貼られていても気分はどう?馬鹿にされたか、上っ面かとしか感じられないでしょう。
思えば今付き合いのある方々とは、大概一度はけんかをしたことがあるように思う。
それでも付き合いを続けてくれてるのだからありがたいことこの上ない。
それにしても出会い系の犯罪やたらと増えてるなぁ。不穏なことこの上ない。
一元的表現でのコミュニケーションの限界を象徴しているような気がする。