投稿者 笹崎辰裕
お祭りが好きだ。
普段仕事であいさつぐらいしか交わせない地域の人たちに会うことができ、自分がその中の一人であることを確認できるから・・・・・なんて硬い理由でもなんでもなく単純に好きである。
祭り前のなんとなく期待に高揚する気分や、当日のなんだかよくわからないけど楽しいところや、祭りが終わった後の気の抜けた状態も気持ちがいい。
小国町に住んでいたころ、隣の地区で年に一度お祭りをやっていたのだが、その中の出し物の一つである小劇が面白かった。その時節にはやっていたネタを題材にパロディーにしてくみ上げるのだけれども、めちゃくちゃローカルな話に仕上がっている。
たとえば「おしん」のパロディー。その地区のいっつも飲み屋に顔を出しているおやじさんがばっちゃんの役をして、「おらがいつも飲んでばかりいるたびに苦労かけるねぇ」なんて台詞を吐く。観客から「たまには○×△(飲み屋の名前)へ行くがん我慢せっそ!」なんて声が上がる。会場大爆笑。
すんごい内輪ネタであったりとかするのだけれど、今思えば徹底的に何して笑わしてやろうと言うことをトコトン追求している。なんか見ていて出演者か観客かどちらが楽しいのかを競っているような感じだ。見てると小劇の中に入っていきたくなった。
5百円「札」握り締めて何を買おうかな~なんて考えていたくらい昔の記憶なんだが、最近のある出来事で思い出したのでちょっと書いてみた。
今なら・・・・
焼き鳥とおもちゃ。どっちを買うかなぁ♪