投稿者 笹崎辰裕
昨日お客様から新築のご契約を頂戴した。関君のお客様だ。
ご契約を交わしたときのお客様ご夫婦の真剣な表情での「お願いします」の一言が印象的だった。
「お願いします」
この言葉には言葉の前に沢山の思いが含まれている。その一つとしてもらしたくはないし、結果として「ありがとう」という言葉がいただけるのなら最高だ。まずは昨日のお客様の真剣な態度を忘れないことだ。がんばろう。
その帰りの車中で二人で交わした言葉がある。
「何かを成そうとする時、人なしでは成りえない」
そんな内容の話だった。別に説教をしたわけではない。え?説教くさかった?
・・・・・・・・・・・とりあえず歯ぁくいしばれ!
でも最近そう思う場面が良きにつけ悪きにつけ多くある。
人が集まれば団体となり、団体が出来れば長が必要となる。必要とされた長はその集まりに対して指示を出す。その時の言葉として「お願いします」の言葉が出る。
これは決して私の替わりにやってくれと言う意味ではない。それだけの意味しか発せない長など、むしろいるだけ迷惑だし無意味だ。
団体となった以上構成する一人としてその意を汲むことは人としてあるべきことだと思う。わからなければ聞けばいい。
事を成そうとした場合、もちろん結果は大切だがその過程をどうするかも大切なのではないかと思う。過程を経てからこそ生まれるものも多々あると思うからだ。
さて、偉そうなことを沢山書いた。なぜか。実は昨日の夜から怒っているから。
明日。私が「お願いします」の言葉を頂戴したとして、その方の態度いかんによっては私は自分を抑える自信がない。
なんの意味も持たない言葉などいらない。