投稿者 笹崎辰裕
この前の日曜日に子供の音楽発表会があった。リリックホールの大ホールでの発表だ。
まだよく状況が分からないからか実はくそ度胸があるからかはわからないが、うまい下手はともかくとして立派に歌って、演奏していた。
ビデオカメラを持っていったので顔をアップで見ることが出来る。
アップで見たうちの長男はほじほじと鼻くそをほじっていた。
大物だよおまえは。
で、昨日お誕生日会があった。私は仕事なので行って来た妻から話を聞いた。
ちゃんとコメントをしていたらしい。去年は私が替わりにコメントを言っていたのにね。
『大きくなったらアンパンマンになりたいです』
後にも先にも50人以上の前でそんなことを言ったのは去年のそのときが初めてだ。100の瞳からの視線がレーザービームのように痛かった。
この日も長男は歌ったらしい。
妻のそんな話にあてられたのか、仕事を終えて食事を済ませた深夜の0時にピアノに触れた。
へたくそなので何度も何度も同じ間違いをする。
間違いは減っても無くならないけど、それでもなんだか気分がよくなった。
アップで映った長男の楽しそうな顔。とりあえず私も彼を見習おう。
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三言目
投稿者 笹崎辰裕
東京のセミナーで講師の方が言われていたコト。
「三言目が無い家庭は寂しいですよ」
三言目というのは会話の中での三つ目。家に帰ってきた時を例に挙げると・・・
「おかえりなさーい」
「ただいま~」
「今日は遅かったね。仕事大変だった?」
で、今日は~のくだりが三言目になる。
二言目は普通にある。と言うか二言目すらない状況と言うのはどういうものか?完璧に無視されている状況だろう。考えるだに恐ろしい。
三言目が「もう帰ってきたんだ」でもなんでも相手に対する関心がある証拠で、確かにこれがないと会話は前に進まない。
最近私が自宅に帰のが遅いので、カミサンへの最初の一言が私で、もう寝ている彼女に
「ただいま」
「・・・おかえ・・・り」
「お疲れ様」
「ムニャムニャムニャ・・・・・」←言葉になっていない。
あなたは三言目を失ってはいませんか?
東京ライフ
投稿者 笹崎辰裕
火曜日、水曜日と一泊二日で東京へ経営者セミナーに行ってきた。
このセミナーに参加するのは2回目で一回目に知った顔ぶれがまた一同に集まった。
二代目の方々が多く、同じような立場で色んな話が出来てセミナーの時間以外のときもなんだか考え方を学んだり出来て自分にとってはとても実りがあったと思う。後は実行できるかどうかなんだけど・・・・なんでもそうか、そーいや。
で、新潟では考えられない混み具合の電車に揺られながらKANの歌を思い出した。
学生時代とても好きだった歌で、ある漫画に引用されていたのを見てCDショップで一生懸命探した記憶がある。田舎から出てきた青年の一週間を歌ったものでその中の一節がとても好き。歌詞をそのまま載せるとまずいので要約すると
「好きでも信じあっていてもそれぞれに言い分はあって、些細なことを放っておけなくて大事なことを見失う」
あれ?かえって長くなった (・・;
え?暗い?でもね、この後この青年はそれでも君が好きなんだよと彼女に言う。だからこの一節が好き。
結婚した今でもそれはそのまま自分に当てはまり、よくけんかしたり、意地張ってみたり、すねてみたりするけれど・・・・・・
自分をちゃんと見ててくれると感じられるのがうれしい。
意味ワカンナイ
投稿者 笹崎辰裕
小学3年の頃から忘れられない台詞がある。
「快便快食命の源、考えすぎは短命のモト。今日も元気な牛のチチ♪マイペースでひっくらほっくら」
いまだにどういう意味かワカラナイ。切羽詰りすぎている時にはこの一文が全然浮かんでこない。
今は少し気持ちに余裕が出来たみたいだ。
それにしても覚えてから26年・・・・・・他に覚えてなきゃいけない大事なコトがありそーなものだが・・・・
自己嫌悪
投稿者 笹崎辰裕
新潟県福祉用具・住宅関係 専門相談員登録者研修会があった・・・・・長い名前だなあ。
朝から晩まで福祉用具と住宅改修に関しての研修だ。
車椅子のセッティングに始まり、住宅改修関係の相談についてグループ学習を行った。
結果・・・・・・へこんだ。事前に勉強も行った時にこれではまだまだダメというのは分かっていたけど、現実を突きつけられるとやはりがっかりする。
専門相談員としてかかわれる時期は実際後どれくらいも無いのだけど、それでも必要とされるときは真剣に向き合いたい。でも気持ちだけでは当然役にはたたない。
疲れきっていったん自宅に帰り、子供を二人風呂に入れた。小さい長女の入浴を済ませた後、長男を入れる。どうしても頭を洗うのがイヤだというのでワンワン泣かせながら無理やり洗う。途中むかっときて感情的に叱ってしまい、なおさら泣かせた。
風呂から上がった後、長男がしおしお?と「も、泣かないからゴメンなさい」と言った。カミサンが言わせたらしい。
ゴメン。大人気ないお父さんが悪いよ。
当然のようにあると思っていたものも、大切なことに気づかずにいた感情も、自分の状況や周りの状況により当たり前のように変わっていく。それは必然で私にはどうすることも出来ない。
でも・・・・・
久石先生の本に書いてあった。「感情に左右されずにどのような状況でも成し遂げることがプロの仕事だ」感性を表現する音楽家が自分のワークライフを振り返っての一言は私の胸に深く沁みこんだ。
何があろうともやり遂げる、強い意志が欲しい。
決断
投稿者 笹崎辰裕
昨日早朝会議を行った。
「これからどうしょう」がテーマである。決して仕事がなくて全員で途方にくれているわけではない。
前回行ったミーティングでの実現に向けての内容確認、および各人の意思確認である。
一人一人に何に特化してNo.1を目指すのか?を聞いた。
『知』『発』『導』『行』『補』『信』
それぞれが上げたNo.1である。わけわかんない?そりゃ~秘密だ。
社内でNo.1をそれぞれ目指してもらう。
だけど、家に帰ってよく見ると三井5はそれぞれ大変なことを言っている。なぜか。
そのことがNo1.であることを証明するのが非常に困難な事柄ばかりだ。なにをもってそれが一番であるかを表現するのか?
仕事である以上、評価を下すのはお客様である。
彼らが上げた一つでも対外的にNo.1であることが証明されたら、それだけでも個人として地域No.1になることも決して夢ではないだろう。すげ~。
若さゆえの着眼点かもしれない。でもそれを成しえようとする君達の意気込みを私はまず評価したい。プロであるがゆえに求めるものはOnly1ではなくNo.1であって欲しい。個性ならすでに君達は十二分に個性的です。君達だけで戦隊モノの特撮番組をとる自信が私にはある。色気はねーけど。
おまけ。いつもは新しいことを始めようとすると、カウンターパンチを食らわしてくる社長が自分の意見を押し切らなかった!な、なに?腹の調子でも悪いの?ほっとしたと同時に、ある意味とってもびっくりした。
こうなったらもう。調子に乗るしかない。
隣の店
投稿者 笹崎辰裕
晴天の下。構造見学会を行った。
雪が無くてもさすがは一月。寒い。じっとしているとしゃれにならないくらい寒い。
私より若い藤田君も最初は余裕の表情で外で受付をしていたが、数時間後鼻水が出てきた。大丈夫。それで普通だから。
「吹きすーさぶ風が~♪よく似ー合ーうー♪」
何処からともなくそんな歌が聞こえてきそうだ。
昔、雪がしんしんと降っている中で電気ストーブ1つを現場の中に入れ、断熱材の上で小さくなって構造見学会を行ったことがある。天井断熱処理まで工事が進んでいない現場は、じっとしていると寒くて寒くて手もかじかみ、書類書きも出来ないので車の中にあった「ガラスの仮面」を読みながらお客様を待っていた。そんな天気だったからか、漫画なんか読みながら仕事をしていたのでバチが当たったのか、当然お客様がおいでになるわけでもなく、いったい頬を伝う涙が、話が悲しくて出てきたものなのか、自分の現状が悲しくて出てきたものなのかよくわからない。
電気ストーブのオレンジ色の光が顔を照らし、気分はちょっぴりマッチ売りの少女だった。
構造見学会においでになられるお客様は、色々真剣に見られていく。それがうれしかったり、緊張したりする。ありがたい限りだ。
去年12月に弊社の増設した「還元陶板浴ひかり」。ありがたいことに毎日沢山のお客様がおいでになっている。
老若男女幅広くおいでになられて、社員一同すげ~な~とびっくりしているくらいだ。
で、藤田君が接したお客様のなかでこうおっしゃられた方がいる。あんまり面白かったのでご紹介したい。
「三井工務店さん?あ、陶板浴ひかりさんの隣の建物ね!」
・・・・・・・・あの~実はウチが管理会社なんですけど~。
還元陶板浴ひかり。恐るべし
悔しい出来事
投稿者 笹崎辰裕
ある経営セミナーの講師の年齢を聞く機会があった。
私より2歳年下だ。堂々とした態度で、しかし決して威圧的ではない口調で彼は講義を行う。久しぶりに私は講義にのめりこんだ。
凄い。
彼の年齢を聞いたのが講義が終わってからでよかったと思う。でなければある意味偏見を持って彼の話を聞いていただろう。もしくは素直に耳に入っていたかどうか疑問だ。
地元ナンバーワンのコンサルティングを3社抱えていると言う。
人を導くには導く相手より勉強していないと簡単にはいかない。
例えばオーケストラの指揮者と言うのはどの楽器の担当者より勉強していないと、とってもカンタンに言うことを聞いてもらえないそうだ。
彼に負けたくない。まったく根拠のない負けず嫌い根性がむくむくと起きてくる。
仕事を終え本屋に行ってその手の本を2、3冊買った。
とりあえず明日のミーティングから変えていこう。私は今、「空手バカ一代」を読んで木に蹴りを入れている少年と同じような心理状況に違いない。三井5にはいい迷惑だろうなぁ。
そいや今回でブログ100回目?間が開きつつも良く書いたもんだ。
それでも読んでいただいている方。ありがとうございます。
でも、余韻に浸っている場合ではない。やるぞ~!!
広告
投稿者 笹崎辰裕
今日はFSCの定例会があった。
新潟市へ行きその一室でFPグループでFPグループの広告を作るので、その検討だ。
どう知ってもらおうかと言うことがもちろんテーマである。FPの家新潟は大きな会社の集まりではなく、地元のFP工法に加盟している工務店の集まりなので数に頼ったアピールはできない。
ゴールデンタイムに何度もCMを入れるとか、全国版の新聞に1面全部を使って広告を入れるとかは無理な話。
で、本当に伝えたいことはなんだかと言うことをちゃんと考えなければならない。お客様に何を与えたいのか、どんな「よかった」を提供したいのか?きちんと分かるものにしなければならない。
専門用語で煙にまいて、いいから信じろみたいなのはプロの仕事じゃないだろうと思う。
この前の話とかぶるけど、見る人の目を意識しないといけない。求める人が何を知りたがっているのか。
住まいを作ることにも通じていると思う。
住まい作りはそこに物語が構築されなければならないと、ある勉強会で聞いたことがある。
見る人を意識した物語を、もう一つ作ろう。
♪発見
投稿者 笹崎辰裕
最近音楽CDをレンタルしていないなあと思って蔦屋さんに寄った。
音楽のテレビ番組も最近はまったく見ていないので、何がいいのかさっぱり分からない。どうしょうかなあと思いつつうろつく。
「この歌声に癒される」
というコピーが目に付いた。そのCDを手にとって見た。
Angela Aki 「ONE」
ざくっとした服装をまとった髪の長い女性が表紙、飾らない格好でピアノの前の椅子に座った姿が裏表紙のジャケットだ。
『わたしは自由に歌っている』
めがねをかけた表情は何の媚もなく、意志の強そうな瞳がそう言っているようだ。
帰りに車のCDにかけて聞いてみる。
軽やかなピアノの音が響き澄んだ歌声と重なる。
家に着くまでに2曲。
気分の高揚を覚えつつ、明日残りの曲を聴くのがたまらなく楽しみになった。