親父の背中

投稿者 笹崎辰裕
私は親父が嫌いである。
ちなみにこのブログを呼んでいるような気配はまったくないので今日ものびのび書かせてもらう。
どこが嫌いかと言うと、まずあのたぬきみたいな顔。人の話を聞かないところ。聞いていてもびっくりするくらいきれいに忘れるところ。それでいて自分のやりたいことは人の都合はなんのその、必ずやっちまうところ。それでいて仕事は出来るあたりは尊敬するのを通り越して小憎たらしい。唯我独尊(ゆいがどくそんと読む・よーするにチョーワガママ)の四文字がぴったり似合う。そんな奴だからだ。
そんな親父とこの前一緒にお客様のご契約をさせていただいた。
30年前にうちでお建てになられたお客様で、今度は息子さん夫婦と一緒に住まわれるお住まいをお造りされる事になった。
ご契約の最中親父は口数少なく、私の隣でにこにこしながら私の説明を聞いていた。
私が入社して始めてのご契約のときは私の誕生日だった。風邪をひきふらふらしていたせいもあったろうけど、そのときお客様との対応をしていたのは親父だった。ご契約が終わったとき「いい誕生祝になったな」と言ったのを覚えている。
親父が代表として私と一緒にご契約をするのはこれが最後になった。
理由はわからないがなんだか寂しい。いや、理由なんかわかってたまるか。
そういえば、昔々親父と一緒にスポーツジムに行っていたときインストラクターに「親子なのに顔が似ていませんね♪」と言われたら、たぬき顔のあんちくしょうは「種が違う」と応えていた。
っておい!!!オレは鉄平君かい!!!

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