グループ

投稿者 笹崎辰裕
昨日(7月14日)はFPグループの青年部会一回目の定例会があった。
2代目もしくはその会社の次世代を担う人たちが集まって意見交換を行ったのだ。
「何をしたい」
この問いかけに色んな意見が出てきた。特に盛り上がったのはやはり外部に向けて接触を図りたい。と言うところだった。
さまざまな団体が全国にはあるが、そういった方々と交流をもちたい。一線をいっている家具店などを見学しに行きたい。住宅業界をすっぱ切っている弁護士の講演会を聴きに行きたい。などなど。
実は建築業界と言うのは、油断をするとあっという間に閉鎖的な世界におかれてしまう。それを考えるともっともだ。お外を見たいよー。大事なのである。その気持ちは。
24歳から4ん歳の人たちが集まっているこの会はなんか面白いことができそうな、そんな期待がある。
この前試験を受けに行った福祉住環境コーディネーターも人との連携が大切と説いている。
この資格実は持っていているだけだとあまり意味が無い。多様な分野での専門業が確立しているこの時代に、この資格はその入り口ごとの知識を網羅したものになっている。じゃ、何で必要なの?
福祉業界というものが専門分野だけで解決できる世界ではないからだ。
個人一人が尊厳を保ちつつ生活をしていくためには、いくつもの問題をクリアーしなければならない。
大工さんが病気を治せるのか?無理。
お医者さんが釘を打てるのか?あ、打てるかもしれない。でもその壁の下に何があるかまでは知らないだろう。たぶん。
だからそれぞれが、ある程度の共通言語を持つことが必要なのである。でないと、相互理解なんて不可能だし、要介護者ごとに対応することなんざ夢のまた夢だ。もう、技術者にお客様が合わせる時代は終わっているんである。
う~ん我ながら立派なことをいうなあ。試験結果を予想すると・・・・・あははのは
でもひとつだけ。
私が加入している団体に「福祉住環境コーディネーターネットワーク」がある。
この団体。年会費2000円で、とってもお得。でも入会しただけでの(入会金は3000円)メリットは、はっきり言ってなんもない。参加すると、面白い。他業種多思考のるつぼである。
この会でどんな人たちと繋がりを持つかはその人しだい。人物の資質なんて関係ない。他者に対する好奇心と、他業種に対しての尊敬の念があればOK.だ。
私もここで学んだことはとっても多い。単純に福祉と言うけど、やはり人間相手の世界であると言うことをここは良く教えてくれる。この団体。私は大好きだ。
で、定例会が終わった後に、FPグループの青年部会の人たちで呑みに出かけた。
その中の一人が私のブログを読んでいると聞いてびっくりした。
「中田の話。おもしろかったです♪」
それ、俺じゃないです。

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