「北山H様邸」カテゴリーアーカイブ

集中換気システム

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写真撮影:金子健太

長岡市北山の現場です。

こちらに使用されている乾式ステムの画像です。天井裏に入れます。今まで何度か書いたように、これから伸びる配管が曲者で、天井スペースを確保しないと納まりません。

梁を表しで仕上げようということになりますとその空間は配管が横断できないスペースとなりますので、設計時には注意が必要です。

今回も設計とお客様の了解とで何とか収めることが出来ました。

空気が停滞しない状態は非常に環境的に良い状態です。人間はいるだけで二酸化炭素他いろいろ発生させますので、それを除去する必要がありますから。

外壁張

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外壁が貼られ始めました。

画像は正面から撮ったものです。9月28日のブログで書いたようにこちらは縦張りになっていますので下地が横についていて、その下に縦に胴縁が通気層として走っています。

周りは明るい色の外壁が張られますので、コントラストがとても綺麗に出ると思います。

サッの白がとても良く映えていたので良かったです。

慌てて貼ってもいいこと一つもないのですが、外壁の完成が待ち遠しいです。

ポーチ天井

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写真撮影:金子健太

長岡市北山の現場です。

ポーチ部分の天井です。今回も板張りで仕上げました。

台所脇の収納部分が天井部分に当たるため、段ができています。大工さんが角に当たる部分を加工してきれいに納めてくれました。

完成してしまうと『一部』でしかない部分ではありますが、綺麗なお住まいはそんな一部分の集合体です。

手を抜かずにきちんと施工してくれている大工さんに感謝です。

この板張り天井はウレタンで防水塗装を施しますが、時間が経つに連れて飴色に変化してとても味がある仕上がりになります。

気密検査

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長岡市北山の現場です。

気密検査を行いました。久しぶりの検査でしたがサクサクと進みました。

大工さんも久しぶりの検査なので結構楽しみだったようです。露骨に自分たちの腕が数値で分かるんですよね。

結果はコンマ4。

目標値も合格値もクリアしていますが、大工さんは不満そう。自己ベストを出したかったそうです。

ですが更にコンマ1づつ減らすとなると、建物の大きさが約150㎡ですので15平方cmの隙間を探さなければいけません。

4センチ真四角弱の隙間ですね。

もちろん固まってそんな隙間があるわけはないので、見つけるのは大変です。

20年前は、隙間を塞ぐほうが大変だったんですけどね。一人私は満足して帰りました。(笑)

大工さんありがとうございました。

下地作成

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長岡市北山の現場です。

下地を作成する作業がちゃくちゃくと進んでいます。画像は2階の天井と、ポーチの板金見切りです。

電気屋さんも現場で取り付け位置の調整等を行なっています。来週には造作作業に入ることでしょう。

今回もあんな仕掛け、こんな仕掛けを考えています。

今回もロフトがあるので、自然科学博物館でみた滑車を荷物の運搬用にどうでしょうとご提案しましたが、にこやかに却下されました(笑)。

壁と天井

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長岡市北山の現場です。

壁の立ち上がりをどこまで持っていくか。天井の仕上がりをどこで収めるか。

室内空間を決定する重要な要素です。

確認申請の排煙規定、換気規定に関わる部分なので施工する前に決定して置かなければいけません。

ですけど施工中の状況を見て、感じた雰囲気から決定したい場合、申請時には最大容積を想定して提出します。

今回の画像は3階の階段を上がったスペースですが、大工さんとどうしようかと話をしました。

天井を屋根なりに上げることも可能ですが、ご覧のとおり複雑に構造材が絡むのでどうイメージしても美しく見えません。

またそのスペースの面積があまり大きくないので天井を高くすると暗い部分を作ることにもなります。

そこで今回は天井を通常の高さで設けることにしました。その方が綺麗に収まります。

本日はお客様と沢山お話をする機会をいただきました。御施主様からいいお住まいを作ろう!という熱意を感じると私達も燃えますしとっても楽しいです。

ありがとうございました!

天井下地

 

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長岡市北山の現場です。

3階の勾配天井です。屋根なりに天井を仕上げていきました。

今回もロフトを作成するので、天井を上げる必要がありました。

天井内を通して換気のダクトを通さなければいけないので、すべての天井を勾配天井にはしていません。

トイレ、収納、サンルームは通常のフラットな天井で仕上げます。

また全て天井を通すわけには行かないので、一部は床からの換気をとることにしました。

今回はお客様との現場打ち合わせでした。ロフトの上がり方を確認するため、お客様と私3人で上がってみました。

絵的には無理ではないかなと思われた部分が実は可能であることがわかり、そちらに変更することにしました。

やはり工事中の確認は大事ですね!

配管・配線工事

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長岡市北山の現場です。

工事が進んで配管配線工事が行われています。今回は最上階にも衛生設備関係があるので、上水下水排水を取るための配管スペースが必要となります。

また長期優良住宅ですので通常より大きめの横架材となります。配管配線上その下をどうしてもくぐらなければならない場面が出てきますのでそのぶん天井高が制限されます。

お客様のご理解と設備屋さん大工さんと弊社のアイデアで、なんとか今回もまとまりました。

天井には隠れた苦労があったりします。

気密工事

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長岡市北山の現場です。

気密工事の画像です。柱とパネルの間は気密テープ。金物でパネルをカットせざるを得なかった部分はウレタンを吹きつけて埋めてあります。

隙間を残さないのは隙間からの熱の流出を止めるためと、計画換気を有効に機能させるため。それともちろん部材を痛まさせないためです。

屋内外の温度差が大きい現代建築物においては予定のない空気の流出口が結露の原因となり、そこから建築部材が痛んでいきます。

温度差がなければ結露もおきませんからね。

2日はお客様と現場にてお打ち合せでした。内容は天井位置のおさめについてでした。

ご苦労様でした♪

外壁を張るその前に

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撮影:金子健太

外壁下地の場面です。今回は横張りですので胴縁が縦についています。画像ですと白い透湿防水シートの上に付いている木材です。

これが通気の通り道にもなります。出窓部分は縦張りなのですが、空気の通り道を確保するためにまず縦に胴縁を渡し、その上から横に胴縁を取り付けます。

通気層とっても大事です。これがないと外壁からの雨漏りになりかねませんし、逆にこれがあるゆえに木造住宅はとても長持ちします。腐らない限り木造住宅はどこまでも持ちますので。

サッシをそのまま取り付けると一重分厚い胴縁の絡みでサッシ枠のチリ(出)が足りなくなるので、予めその分を出して取り付けます。

早く外壁が張られた姿を見たいものです♪